顆粒層 フィラグリン ケラトヒアリン顆粒 NMF
顆粒層
小型の細胞が密集しており、 皮膚の表皮など上皮のほか、卵胞や小脳の皮質にもみられる。
皮膚の表皮では角質層の下に位置する。
SG1~3の3層から成り、 このうちSG2細胞の層はタイトジャンクションが形成され、角質層とともに皮膚のバリア機能を担っている。
また、顆粒層に含まれるケラトヒアリン顆粒は、プロフィラグリン、RNA・糖質・脂質などを含む。
特に主成分であるプロフィラグリンは、1分子につき10~12個のフィラグリン分子を中に持ち、ケラチノサイトが表層で角化する際に、プロテアーゼによりフィラグリンに分解され、NMFの材料となる。